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Re: 中年に入ってからのポワントワーク

 投稿者:用務員メール  投稿日:2009年 9月 2日(水)01時46分55秒
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  7月にご相談を受けたひばりさんですよね。

  骨折の完治、良かったですね。アキレス腱も筋肉も、断裂すれば傷の部分が盛り
  上がってくっつこうとしますし、骨折したときやその後の安静時に何かあれば骨
  膜の中で血腫ができて、いずれ骨のコブになるとも言われていますが、私はドク
  ターではありませんので、それについては主治医の先生に伺ってください。

  ダンサーでも生徒でも、足の小指を骨折した経験のある方は結構いますが、それ
  が原因でバレエが踊れなくなったという話は、あまり聞きません。(程度にもよ
  りますけれど…。) なかなか痛みが取れないというのは事実だと思います。一旦
  痛い思いをした箇所は、痛みの信号にやたら敏感になりますから、痛いかもしれ
  ないと思った瞬間に痛みのスイッチが入りやすくなってしまいます。これは、直っ
  ているというお墨付きをいただいたら越えなければならない壁だと思います。

  ひばりさんは足裏に痛みを感じているとのこと。骨折後に良くあることらしいの
  ですが、骨と筋肉などが癒着を起こすこともあるようです。受傷後の安静期が終
  わって、適度なリハビリが行われずに患部を庇うようにしていると起こりやすい
  ようです。こんな状態なら強制的にマッサージなどで癒着部を剥がすのが手っ取
  り早いらしいですが、勿論素人がやってはいけませんので専門家にお願いしましょ
  う。

  それから… 1月4回(週1回)のペースでポアントを履き潰すというのは、かなり
  長い時間のレッスンでない限り、良くない立ち方ではないかと心配に思います。
  たとえば、通常のレッスンではなく舞台のリハーサルで踊り続けていたというな
  ら納得ですが、個人レッスンでない限り、バーレッスンも含めると20分もポアン
  トでルルベが続くことはないと思います。

  元々ポアントのソールは土踏まずの筋力をサポートするためにあるので、ポアン
  トのソール全体に足裏をぴったり付けた状態で指が先端にまっすぐのばされてい
  ないとポアントの本来のスイートスポットには入れません。

  ポアントが保たない原因は、体重にあったり、極端に甲が高いわりに土踏まず周
  りの筋肉が弱くて引き上げが難しい場合、丁寧なターンアウトができていない、
  ポアントの後ろに張られたソールの部分より小さめにした足でルルベをしようと
  して踵でポアントのソールに乗ってしまっているか…。

  ひばりさんはおそらくターンアウトの不足で、踵に乗っていらっしゃるのではと
  思います。ポアントは身体の中では末端ですから、その上に体重を預けてしまう
  と簡単にポアントはへたってしまいます。一点に集中する体重をなるべく上半身、
  下腹部、アームス、総動員で分散させてあげないといけません。

  ・ポアントで立った状態からアテールに下りる際のドゥミは、上体の形を寸分も
    変えずにスムースに行えていましたか?
     (ターンアウトが不足しているとできません。)

  ・アンシェヌマンなどで音に外れやすくなかったですか?
     (上体の引き上げが維持できていないと断続的な引き上げになってしまい、音楽
    に併せづらくなります。)

  ・バレエシューズで動く際にも、爪先を伸ばす時は親指と小指をまっすぐに伸ば
    した状態で足底にタテの谷間ができていますか?
     (こうすると足の裏にポアントのソールがぴったりと張り付いて、立った時に
    土踏まずの被膜の役をしてくれるので一時も離れません。サイズが合っていな
    いと味わえませんが…。ポアントの中でもこの形ができないと、足首がへこん
    で見えますし、お尻も出やすくなります。)

  以上の三つがチェックポイントになります。

  色々試してみて頂きたいけれど、足(特に甲)だけに執着しては難しいです。足先
  も手先も頭のてっぺんも腹部も背部も、全てに行き渡るようなおへその下から響
  いていく身体の管理が必要ですから、お忘れなく。」(林)

とのことです。
 
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