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Re: 大腿部に筋肉がつく

 投稿者:用務員メール  投稿日:2009年 9月 1日(火)12時41分30秒
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  「ななさんへ

  恵まれたプロポーションですね。
  大腿部に筋肉が付いてきたとのこと。良くないですねぇ…。
  おっしゃるように、使い方が良くないのでしょう。

  大腿部に筋肉が付いてしまうケースで、同時に起こる状態がいくつかあります。
    1) 殿筋がかちかちになるほど固い。
       →足の指に力が入りやすいので、バランスを取るのが苦手だったり、足底
         がつりやすい。
    2) 胸が強調されるため、腹部側の筋肉の方が背部(特に肩胛骨のすぐ下から腰
       まで)側の筋肉より長く感じる。
       →踵にバランスが行ってしまうので、骨盤が前に傾き鼠径部(足の前側の
         つけ根)が引っ込む。極端になると「出っ尻」の状態。後頭部が軸にな
         りやすいのであごを引いてしまう。
    3) 膝蓋骨(膝のお皿)が膝の中に潜るように感じる。
  などなど。

  まだまだいろんな状態が目に浮かぶのですが…。
  肩を下げて背筋を伸ばすように気を付けすぎて、踵に沈むために起こることが多
  いようです。身体の組み立て方と腹筋で解消しますよ。

  全ての基本になりますので、プリエで説明しますね。ルルベもジャンプも、ゆっ
  くりな動きも速い動きも、プリエの質は全て同じですから。(ジャンプ用のプリ
  エ、ピルエット用のプリエ、なんて区別は存在しません!)

  まず、大腿部の前面の筋肉(膝下からお皿をつないでさらに体幹に結びつく大腿
  四頭筋)と大殿筋はとても仲良く働きたがることを覚えておいてください。この
  二つは、身体の中心に背骨があることを考えると、中心から遠いところにありま
  す。もし、ななさんの5番ポジションがかちかちのお尻で保たれているとすると、
  身体の中心で作った5番ではなく、身体の外側から作った5番でしょう。松ヤニを
  多用したくなったり、頻繁に入れ直さなければいけなかったり、バレエシューズ
  がひしゃげていたりします。 この場合は、足ではなく、おへその下で5番を作る
  イメージで薄くのばしたおなかを維持しながら、背中と肩・首の筋肉をゆるめて
  ウエストの細い自分を想像しながら体重計の上で動く(目盛りを動かさない)つも
  りで、ゆったりとした呼吸を守ってください。この状態で骨盤の位置を下げ、元
  の位置に戻れば良いのです。膝の曲げ伸ばしではありません。
  ●チェックポイント
    足の裏が軟らかく、おへその下が上下する印象が強い。
    *それぞれの膝のお皿を左右両側(前後はだめですよ)から支えている感じ。

  また、体幹(胴部)前面・後面の筋群が等しい長さでなく、仙骨(背骨のしっぽ)が
  外に出ているように感じるとすると、バレエ的なX脚(お膝のお皿をしまうと膝の
  後ろが張り出す、反張膝)に乗っかってしまっているのかもしれませんね。納得
  が行くまで膝を伸ばした1番にすると、双方の踵がくっつかない状態です。本来、
  足のポジションはおへその下で作った結果が足もとに現れるのですが、この場合
  は、足もとで1番ポジションを作ってから土踏まずと鼠径部を一直線に結ぶつも
  りでおへその下を持ち上げていきましょう。お尻はふんわり、足の裏も、やはり
  軟らかく。注意するのは、背骨のしっぽが床に向くようにすることです。こうす
  ると、腹部・背部を均等に使う感じがわかります。踵バランスが解消されます。
  ●チェックポイント
    あごの下がすっきりし、水平に遠くを見る黒目が目の真ん中にある。
    鼻の奥に広い空気の通り道を感じられる。
    *いつもより背が高く感じる。かなりおなかがへっこみます。

  たぶん、ななさんのウイークポイントは、腹筋ではないかと思います。腹筋のイ
  メージですが、肋骨の一番下の骨と骨盤の間に膜を丁寧に伸ばして張る感じです。
  腰でエプロンのリボンを結ぶイメージを同時に持つと完璧です。体育の時間にす
  る腹筋じゃないですよ。

  プリエはお休みではありません。プリエの始めはスイッチをオンにするのに似て
  います。休んでしまうとももの前面に負担がかかります。重力に簡単に引き寄せ
  られないつもりのプリエは、身体のスイッチが入る瞬間です。

  これをマスターできれば、内転筋群が体幹を支えてくれますから、身体の外側に
  頼らずにできます。

  まだまだ続きは果てしなくありますけど、この中にななさん向きの解決策は有る
  と思います。」(林)

とのことです。長々と書いても一般論になってしまいますので、きちんと解決する
には、一度クリニックにいらっしゃるのが最善かと思います。
 
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