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「そらさんへ
一般論から、少し掘り下げましょう。一口に『あし』と言っても足と脚は違いま
す。『足』は足首より下のことを言い、『O脚・X脚』と言われるように『脚』は
太ももから下のことを言います。
あなたが骨折した骨はどこでしょう? もし『足』ならば骨は26個・関節は31個
ですから、骨折した部位によってはポアントが難しくなることもあります。
すでに1年を経過しているようですが、骨折はつながりさえすれば元の通りにな
るわけではありません。十分なリハビリをしていれば復帰はそう難しくないと思
いますが、あまり熱心でない医師についていて大したリハビリがなかったなら、
周辺の筋肉が癒着(ゆちゃく。くっついて離れなくなること)を起こすこともあ
ります。
また、ていねいにバレエのテクニックを確認しながらリハビリをしていかないと、
痛みは記憶としてずっと残ってしまいます。本当はもう痛いはずはないのに痛み
の信号が出てしまったり、怖くないはずなのに恐怖感がつきまとったり。プリエ
一つでも、位置を変えてあげることで痛みから解放されることだってあるのです。
実際に、リハビリのために私のクリニックに通っていらっしゃる方と接していて、
つくづくバレエの効率の良さには驚きます。正しいアライメント(積み木の積み
方のようなものですが…)に身体を整えると、癒着を起こすことなく骨折が治っ
ていれば、ほとんどの場合痛みは激減します。おまけに、以前よりパフォーマン
スが上がってしまいますから不思議です。
そらさんも簡単にあきらめず、今からでもきちんとしたリハビリを試されてはい
かがですか? たとえばピラティスなど、症状にもよりますが、試してみる価値
はありますよ。」(林)
とのことです。
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